どこに行っても改善できない顎関節症の男子大学院生

■2019/09/09 どこに行っても改善できない顎関節症の男子大学院生
顎関節症は

口腔外科では残念ながら

改善できない。


オステオパシー、カイロプラクティック

頭蓋骨矯正を謳っている整体院の中に

稀に、ゴッドハンドがいるので

そういう先生にのみ

改善させることが可能である。


小学生の頃から

顎関節症で悩んできている

この男子大学院生は

あちこちの治療院を

巡って来たようであるが

今だにゴッドハンドには

出会えてないようだ。


ネットで武蔵小杉、顎で検索すると

当院は出てくる。

口コミ評価の内容に

心に響くものがあって

彼は当院を選んだという。


早速ベッドに俯せになっていただき

身体を診てみると

骨格が半端ではない歪み方である。

側湾症ではないが

不思議な歪み方をしているのだ。

それも大きく。


今まで通った治療院では

この歪みは全く手に負えなかったようで

顎関節症を

改善できなかったのも頷ける。


顎関節症は

背骨の骨格が整っていない限り

本質的に改善できないからである。


彼には肋骨の調整をして

顎の矯正は程々にして

一回目の施術を終える。


二回目に来院した時は

身体の歪みがかなり改善されていた。

それで本格的に

顎関節療法を施すが

私の得意としている

頸椎1番の矯正をしても

一向に通用しない。

なかなか手強い症状であった。


そこで最後の手段である

口の中に私の指を入れる

施術法をすることにした。


口の中の上顎の部分を

硬口蓋と呼ぶが

四つで構成されている。

奥の部分の硬口蓋が

蝶形骨と隣り合っているので

ここを動かすことによって

蝶形骨に働きかけることができる。


この方法で奥の硬口蓋を

調整をしていると

徐々に鳴っていた顎関節の音が

小さくなり

やがてしなくなった。


何年も鳴り続けていた音が

治まったのだから

本当に嬉しそうな

男子大学生。

思わず笑顔がこぼれている


蝶形骨は文字通り蝶の形をした大きな骨で

目の後方に位置している。

頭蓋骨の表面に現れているのは

左右の”こめかみ”の

小さな部分だけだから

そこからでは

僅かしか動かすことができない。


硬口蓋の奥の部分のみ

蝶形骨に直接触れることはできないにしても

かなり連動させることが可能なのだ。


上手く調整できれば

どうしても取れない頭痛

後頭部、首の重さにも

改善効果があり

素晴らしい効能があるのだが


口の中に指を入れることは

される方も、する方も

抵抗感がある。

だからできるだけ

避けるようにしており

余程のことがない限り

私の方から勧めることはない。




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