腰痛を整形外科でヘルニアと診断された20代男性

■2021/04/19 腰痛を整形外科でヘルニアと診断された20代男性
当院に通っておられる女性から

息子が腰痛になって

整形外科でヘルニアと診断され

「手術するしかないのかなー」

と悩んでいると相談された。


診てみないと何とも言えないが

私は

医者の診断を殆ど信用していない。


医者は

片方の脚に痺れがある場合は

ヘルニア。

両方にある場合は

脊柱管狭窄症と

診断をする。


パソコンに症状を

入力すると

判を押したような回答が

返ってくるからである。


本当のヘルニアは

身体が傾き

強烈な痛みが伴って

いるものである。


来院した彼は

身体が傾いてもいないし

普通に歩き

痛そうには見えなかった。


ベッドに俯せになっていただき

骨盤周りを診てみると

案の定

左側の仙腸関節の

ズレであった。


仙腸関節のズレも

下肢に痺れが伴いやすい。

実際

大腿部の痺れの多くは

このケースが多いのである。


医者はヘルニア痛は

腰椎周りで起きているとしか

考えていないので

手術をしても

良い結果にはならない。


原因が別にあるのだから

改善するわけがないのである。


この前来院された

70代の男性は

2回も手術をしたが

結局痛みが

改善しなかったという。


その方は

西洋医学に

盲目的な信仰を

抱いておられたのだが

この体験で

西洋医学は最高の医療機関ではなく

意外と狭い視野でしか

物事を捉えていない

ところもあることを

覚られたようだ。


仙腸関節のズレは

古いと

改善に手間取るが

新しいものなら

すぐに改善する。


今回来られた青年は

まだ新しいものであった。




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