左肩甲骨の辺りが差し込むように痛む40代女性

■2020/12/23 左肩甲骨の辺りが差し込むように痛む40代女性
この女性は

10日ぐらい前に高熱が出たという。

医者の処方した解熱剤で

熱はすぐ下がったのだが


朝、起きて

伸びをした途端に

左肩甲骨の辺りに

激痛が走り

息もできないぐらい痛くなった。


その日はそのまま布団の中で休み

次の日に整形外科へ行くと

レントゲン検査の結果

「肋間神経痛ですな」

と診断される。

処方された鎮痛剤を飲んで

痛みは軽微されたが

呼吸は苦しいままであった。


それでネットで探しに探し

当院を見つけられたのである。


ベッドに俯せになっていただき

背中を診てみる。


左側の肩甲骨辺りの肋骨が

凸凹しており

上下の肋骨間が

かなり狭くなっている部位が

3ヶ所もあった。


痛みの原因はこれだから

指で狭くなった部分を

引き離してあげる。


何回か繰り返すと

「楽になりました」

と深い吐息をして言う女性。


お医者さんは肋間神経痛が

単独で存在していると思っているが

そんなことはない。

必ず肋骨の位置異常が

原因しているのである。


彼女は1週間後に再来院された。

「痛みは全く感じなくなりましたが

先生がもう一度来たほうがいい

と仰られたので来ました」

と優しい笑顔で言われる。


痛みは改善してはいるが

例の3ヶ所の肋骨は

まだ間隔が狭い状態である。

それを再度広げ

全身の整体施術をしてあげて終了する。


これでもう大丈夫だろう。




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