歩行時に右足が痛む60代婦人

■2020/08/15 歩行時に右足が痛む60代婦人
歩行時に右足が痛むようになって

半年ぐらい経つという婦人が来院された。


お話を伺っている時

指差した部位を見ただけで

モートン病であることが分かる。


整形外科では

一応モートン病であると

診断はしたらしいが

湿布と痛み止めの薬を

処方をしただけでお終い。

具体的な手当は何もない。


真面目に湿布を貼っていたが

何も改善もしなかったので

整形外科は頼りにならないと

悟ったと言われる。


2週間後に旅行に行く予定なので

それまでに何とかしたいと

ネットで探し

当院に来院されたのである。


モートン病は足の

第2~4趾のMP関節部が狭くなり

血行が悪くなって

炎症を起こして痛くなる。


靴による締め付けが

一番の原因だから

靴を履いている限り

自然治癒力で治ることはない。


もう一つ原因がある。

それは足の外側に

重心がかかっているせいだ。


それで第2~5中足骨が

外側に寄っていき

特に第2~4趾のMP関節が

狭くなってしまうのだ。


治療法としては

腓骨を矯正して

重心が内側にくるようにすることと

狭くなっているMP関節を

広げてやるのである。


3回施術をした後

旅行に行って来られたが

「随分と歩くのが楽でした」

と旅行を楽しんで

来られたようだ。


モートン病は発病するまでに

随分と時間を要しているので

エイヤっと瞬間技で

改善することは不可能である。

痛みを感じなくなるまで

地道な施術を

継続するしかないのである。

それでも

目に見える形で

痛みが改善してきているので

喜んで通ってくださっている。




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