踵を着けたまましゃがめないのは足首が硬いせい?

■2019/09/23 踵を着けたまましゃがめないのは足首が硬いせい?
この50代の婦人は

ジムに通ったり

水泳、ゴルフとか

身体を動かすことが大好きで

常に鍛えておられる方である。


先回は確か半年ぐらい前に

来院されたのだが

今回は

先日、ゴルフをして以来

右肘の内側が痛くなったと言って

来院された。


肘の内側が痛む場合は

反対の外側が縮んでいる。

だからそれを緩めてあげれば良い。


1分ぐらい

外側を調整していると

「あらっ、不思議

もう痛みがしなくなった」

と驚く婦人。

「後で右の肩関節を調整すれば

全く支障がなくなりますから」

と言っておいて

身体全体の施術を始めることにする。


下半身の調整をしている時

「私足首が硬くて、

しゃがむと踵が着かないのです」

と仰る。

しゃがんで踵が着かないのは

足首の硬さよりも

膝蓋骨(お皿)の

動きが悪いせいである。


左右の膝蓋骨に触ってみると

案の定

僅かしか上下しない。


肩甲骨が動かないと

腕が上がらないように

脚は膝蓋骨が動かないと

膝が不自由になる。


だから膝が痛む人は

膝蓋骨がピクリとも動かない。


しゃがんで踵が着かない人は

それよりも少しはましだが

やはり同じ類である。


膝蓋骨が動かない理由は

膝蓋骨の上部にくっついている

大腿四頭筋が

膝蓋骨の少し上のところで

大腿骨に癒着しているからで

そこの筋膜リリースをすれば

OKになる。


大腿四頭筋の筋膜リリースを

しばらく続けていると

膝上の癒着している部分が

緩んでくる。

膝蓋骨が

よく動くようになったところで

施術を一旦止め


試しにベッドから降り立ち

しゃがんでいただく。

「踵がチャンと着きます」

と婦人が目を丸くしている。


最後に左右の肩関節の

調節をして全てを終わる。


最初に訴えられた

右肘内側は支障は

全くなくなっていた。


彼女は気になっていた

症状の全てが解消したので

信頼を込めた眼差しを

私に向け

「先生の技はマジックですね。

ちょっと簡単に触るだけで

違和感が消えてしまいます」

と最大の賛辞をしてくださった。


これ程までに効果を大きく

感じていただけるのは

彼女が偏に”さくらタイプ”

のせいなのだが、、。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
新生院
http://www.konpon-seitai.com
住所:〒211-0063 神奈川県川崎市
中原区小杉町3-432-1 オムラビル302号
TEL:044-711-1623
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆