肩甲骨の内側が骨が折れたように痛む30代女性

■2019/01/30 肩甲骨の内側が骨が折れたように痛む30代女性
1週間前から肩甲骨の内側が

骨が折れたように痛むと言って

来院されたこの女性は

半年~1年の割で来られる方である。


来られた時はいつも

得体の知れない症状が多く

治療に手間取るのだが、

今回も”肩甲骨の内側が

骨が折れたように痛む”

などという表現をされ

いかにも厄介そうな症状に思えた。


「整形外科には行かなかったの?」

と私が問う。


「先生に診ていただいて

先生が行きなさいと言われたら

そうしようと思っていました」

と絶大な信頼を

寄せてくださっておられるようだ。


今まで得体の知れない症状を

何度も解決してきているからだろう。


そういう話のやり取りをしながら

私はどう施術するべきかを決めていた。


まず彼女にベッドに座っていただく。

彼女の腕を取り

上腕二頭筋に親指を当てた。

癒着している部分があるので

それを剝がすのである。


癒着している部位は

優しく指を当てたとしても

かなり痛いものである。

相当に彼女も痛がったが

じっくりと施術する。


左右共する。


施術が終わり

「腕を動かしてください」

と私が言う。

「あれっ、背中の痛みがない!」

パッと彼女の表情が明るくなる。


まだ施術をし始めて

5分も経っていないので

これで終わるわけにはいかない。


身体全体の調整を始めることにした。


骨盤調整

脊椎調整

頭蓋骨調整

脳脊髄液調整

をして終わる。


今回は背中の痛みだけでなく

色々辛かった所があったようで、

彼女は少し興奮気味になって

何が改善されたのかを

お話しになった。


その改善された症状と

内容を要約する。

 
 【改善された症状】


・右目が赤かったのがなくなった。

・左側の鼻がいつも詰まっていたのが

 通るようになった。

 これは耳鼻咽喉科で散々検査しても

 原因が分からず改善しなかったものである。

・息を目一杯吸うと出ていた

 咳が治まった。

・服を着替えてる時

 肩に痛みがあり抵抗感があったのが

 なくなった。

等である。


「やっぱり病院に行かなくて

正解でした。これだけの症状で

病院に行っていたら

幾つかに行かなければならないし

時間と労力が大変かかってしまいます。

耳鼻咽喉科のように

それで治るとは限らないし、

やっぱりこれからも辛くなったら

真っ先に先生の所に来ます」

と仰る。

顔色、表情も良くなり、

相当に蘇っておられるようだ。


整体は手作りであるから

いつも同じ結果になるとは限らない。

その誤差が少ないのが技量だが

今回は結果が

とても良かったようだ。













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