立ち仕事になって1週間で内反小趾になった30代女性

■2018/07/13 立ち仕事になって1週間で内反小趾になった30代女性
「先生は内反小趾の施術ができますか?」と

その女性から電話がありました。

たまに来院される方です。

「もちろん」と私。


外反母趾はよく聞きますが、

内反小趾はそれ程有名ではありません。

ところが、足の痛みに関する統計では

内反小趾がトップで外反母趾は3位だそうです。


意外です。


来院された彼女が言うには。

しばらくデスクワークの仕事を

していたのだが、

以前していた美容の仕事に

転職したのだという。

そうしたら1週間で右足の小指が

痛くなったのである。


靴下をぬいで見せていただくと

小指が内側に曲がり赤くなっている。

これが内反小趾である。


左右のアキレス腱の張りを比べてみる。

明らかに右側が張っている。

これは脛骨が前にズレているせいである。

脛骨のズレを矯正をすることで、

アキレス腱の張りはなくなった。


アキレス腱の張りを揉んで

緩めてはいけない。

アキレス腱が弱くなり、

パフォーマンスに

悪影響を及ぼすことになる。


次に膝を90度曲げて大腿骨と脛骨の

間隔を調べると、明らかに脛骨が

傾いているのが分かる。

これを矯正をする。


更に右股関節につまりがあるので、

これも矯正をする。


ここまでして、

内反小趾の足を確認してみる。


一回も触っていないのに

小指の赤みがなくなり、

曲がり方も改善されていた。


彼女にベッドから降りて

歩いていただく。


「何でもなくなった!」

と驚いている。


外反母趾もだが、痛んでいる指の

辺りをいくら施術しても

根本的な改善は難しい。


痛む部位は二次的に起きている現象なので、

源流を辿りながら原因を

突き止めるのである。


この女性は

足首の脛骨の位置ー膝ー股関節

までたどり着いて

内反小趾は改善された。


しかし本当はまだ源流がある。

それは仕事中の前傾姿勢なのである。

仕事中の前傾姿勢が骨盤を前傾させ

股関節を窮屈にするのである。


つまり

彼女の仕事中における前傾姿勢が

内反小趾を起こした

根本的原因ということになる。




























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