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松葉杖をついて来た男性が、松葉杖を持って歩いて帰る

■2018/04/18 松葉杖をついて来た男性が、松葉杖を持って歩いて帰る
この40代の男性は松葉杖を

両脇にしっかりと挟み込みながら、

身をかがめ、必死の様相で現れた。

それぐらい自宅から当院まで

歩いて来るのが大変だったのだ。


話を伺うと、普段はサッカー、野球、ゴルフに

明け暮れているスポーツマンだという。


去年の12月にサッカーをしていて

ギックリ腰になったのが、

事の始まりだった。

1ヵ月ぐらいすると痛みが軽くなったので、

またスポーツを再開する。


ところが

3月中旬に野球をしている最中

またギックリ腰をしてしまう。


しかしまだ体力があるからか

市販の痛み止めを飲みながら

スポーツを続けていたところ

両股関節が急にだるくなったと思ったら

動けなくなってしまった。


それで整形外科へ運び込まれることに、


その整形外科はまずレントゲン検査をして、

更にMRIの撮影をした結果、

ヘルニアであると診断する。


本人も画像を見てわかったというぐらい

椎間板の髄液が神経の周りを

取り巻いていたようだ。


痛みが我慢ができない程強烈なので、

手術もやむ無し、とも考えていたのだが、


病院側の判断は温存療法で行くという。


つまり、痛み止めを飲むか

座薬を使用するか、

又は、ペインクリニックによる

麻酔注射をするかぐらいの

方法しかないことになる。


(手術をしても痛みが残るケース

が多く、今は温存療法が主流らしい)


「ちょっと注射を射っていただけませんか」

余りにも痛むので、頼んでその場で注射を

してもらうが、

全く効かなかったという。


もしかすると、西洋医学の病院では

ダメではないかと

いう考えが浮かび、


即、スマホで色々治療院を探しまくる。

やがて当院に辿り着かれたようだが、


なかなかの行動家である。

すぐ行動するところがいい。


当院に来られて

しばらく待合室で待っている時の姿勢が

まともに座っておれないようで、

ふんぞり返っていた。


これは本物のヘルニアか?

と思ったのだが、

いざ施術する段になって

ベッドまで歩いていく姿は

ヘルニアではない感じ。



とりあえず、ベッドに俯せになっていただき、

身体を診てみる。


骨盤の歪みがかなりひどい。

そこで、最近開発した

骨盤矯正の”秘技”をしてみると

お尻の筋肉が急に緩んで柔らかくなった。

次に腰椎を確認するとどこも痛がらない。

今度は仰向けになっていただく、


「あれっ、簡単に寝返りがうてる」

と本人。


左右の大腿骨、下腿部(脛骨、腓骨)が

それぞれ廻旋状態が違うので、

それらを矯正して

下腿のヒラメ筋

大腿部の四頭筋をリリースする。


次にまた俯せになり、

後ろ側の左右ハムストリングスを確認すると


これが何と!


左側に触れるだけで激痛が走る。


ハムストリングスの起始部から停止部まで

硬縮してカチカチ状態なのだ。


この為に股関節が押し出されて

重度の亜脱臼を起こし

歩けない程までに痛んでいるのだ。


注射を射っても効かなかった理由は

痛む股関節にではなく、

ヘルニアが起きている

腰に射ったからであった。

全く見当外れの部分に注射をしても

効くわけがない。



さて問題の

ハムストリングスだが、

こういった硬縮には指圧的に

押しては離すという手技が良い。


マッサージをしても

痛いだけで緩まない。


丹念に上下に指圧を繰り返す。

完全ではないが、

かなり柔らかくなったところで止める。

やり過ぎは筋肉を破壊するからだ。


これで終わりにして

ベッドから降りて歩いていただくと、


本人はびっくり状態である。

「普通に歩けますねえ。股関節も痛くない。

すごい」

一時は手術まで覚悟していたぐらいなので

非常に嬉しそうである。


まだ左側のハムストリングスを

更に緩めないといけないので

6日後に予約をして帰って行かれましたが

松葉杖を肩に担ぎ、

普通に近い足取りであった。



この男性の、腰痛の始まりはヘルニアだったのか

今ではわからない。

松葉杖を使わないと歩けなかったのは

左股関節が重度の亜脱臼を

起こしていたからであった。


それが改善されたから

松葉杖が必要でなくなったのである。



それにしても

病院がヘルニアの手術を回避したのは

正解であった。


もし見当外れの部分に手術をしていたとしら、

どうだったであろうか?


目も当てられない

結果となっていたことだろう。


そうならなくて良かった。





















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