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右ふくらはぎが硬くなり歩けなくなった50代前半の男性

■2018/03/09 右ふくらはぎが硬くなり歩けなくなった50代前半の男性
紹介で来院されたこの男性は、
1週間前にギックリ腰をして、
3日間仕事を休んだのだが、
次の日に仕事に出かけてしばらくしたら、
右ふくらはぎがパンパンに張って硬くなり、
歩けなくなってしまったという。

実際にベッドに向かう時に、
右脚をかばうように
大きく体をゆすって歩いておられた。


早速ベッドに俯せになっていただき、
身体を診てみる。

骨盤の右側座骨が4センチ下がっていた。

腰椎も後方に出っ張りジグザグしている。

これらを念入りに矯正した後、

仰向けになっていただき、

骨盤の捩れを矯正する。


さて、ふくらはぎが硬くなっているという

問題の右脚を調べてみる。

腓骨の位置を確認すると

右側が上がっていた。

左右の腓骨頭を押しながら

「右側が痛いでしょう」と私が問う。

男性が頷いている。

右腓骨を下げて「痛みはどうですか」
と問うと

「なくなりました」と答えられる。

次にアキレス腱に触るとかなりの張りがある。

これは脛骨が足の指先の方(前方)にズレ過ぎてしまったせいで、

アキレス腱が伸ばされて張っているのだ。

そうすると繋がっている下腿三頭筋も
伸ばされて張ることになる。

それが異様なまでに
硬くなってしまったのだろう。

そのことを説明する。

多分理解が出来ないと思うが、
理論的に説明していることが、
彼にとって驚きなのであろう。

何となくキョトンとした表情だが、
受け入れておられるようだ。

足首周りの筋肉を緩め、
脛骨が踵側にいくように矯正をする。

2,3回繰り返すと
アキレス腱が緩んでくるのがわかる。

硬くなっている下腿三頭筋(特にヒラメ筋)を
指圧のように押しながら、
ゆっくりと緩めていく。

こういう場合揉んではいけない。

ただ痛いだけで
絶対に緩まないからである。

余りやり過ぎは良くないので、適当なところで止める。
まだ硬さが残ってはいるが、
アキレス腱が緩んでいるので、
自然にほぐれていくことだろう。

これで施術は終え、

ベッドから降りて歩いていただく。

歩き方が随分滑らかになっていた。

「痛みが減りました」と答えられるが、
やはりキチネにつままれたような表情である。


「炎症が残っているので、
今はまだ痛みますが、2、3日経つと
今よりもずっと楽になる筈です」と私。

彼のようにアキレス腱が張った状態でいると、
下腿三頭筋が肉離れを起こしたり、
下手をするとアキレス腱が断裂することさえある。

大抵の治療師は硬くなったアキレス腱を揉んで緩めようとするが、

それは根本的ではなく、
逆にアキレス腱を弱くするので、
痛めることに繋がる危険な施術といえる。



この男更性は1週間休暇を取って、

この間に2回治療に来られ、

殆ど違和感が解消し、

「これで安心して仕事ができそうです」と、

明るく気持のよさそうな表情で帰って行かれました。















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