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左股関節がシクシク痛んで夜眠れない60代の婦人

■2017/10/13 左股関節がシクシク痛んで夜眠れない60代の婦人
この婦人は元来左股関節が弱くて、痛みは多かれ少なかれいつもあったのだが、

3週間ぐらい前から、ズキズキ、シクシクと痛むようになり、余りの痛さに夜も目が覚めたりして大変困っている。

こうなると大抵の人は整形外科に駆けつける。

しかし、この婦人は整形外科には行かなかった。

以前に、何回も期待外れの体験をされていたようで、絶対に行く気はないと言われる。


当院には、娘さんの紹介で来院された。

取りあえず、ベッドに俯せになっていただき、骨盤を確認をする。

左寛骨が上がっている。

これが原因なのだ。

寛骨から大腿骨にかけての筋肉群は、起始部が寛骨にあり、停止部は大腿骨か脛骨上部にある。

大腿骨がそのままで、寛骨が上がれば、筋肉は伸ばされて張る。

鼠径部辺りにそれがが起きた時、股関節痛となる。

だが、本当は股関節そのものが痛むのではなく、鼠径部の筋肉が張っている為、更に伸ばそうとすると、肉離れになりそうになって痛むのである。

(繰り返すが)だからそれは股関節そのものが痛んでいるのではないのである。

この婦人は、どうやら何かの拍子に、その張りが限界を越えて肉離れになってしまったようだ。

ズキズキ、シクシクは、肉離れになった部分の痛みなのである。

いずれにしても、肉離れが伸ばされっぱなしになっているので、寛骨の位置を正さないと自然治癒力が働けない。

普通の肉離れならもう治癒している筈なのに、3週間も痛いままなのは、そういう理由だからである。

寛骨の矯正は、二人で協力して改善させる施術を3セットする。

これは最近生まれた技である。

寛骨の高さを確認すると丁度いい位置になっていた。
これで肉離れは治癒し始める。

今度は仰向けになっていただき、左側の肋骨の位置を診てみると、やはり肋骨が下がっている。

肋骨が下がると、横隔膜が下がり、左側の内臓が全部下がり、鼠径部を圧迫する。

これも股関節痛の原因の一つになるから、

必ず肋骨を上げて、圧迫を取り除かなければならない。

肋骨を一本一本矯正していくことで、肋骨が上がってくる。
これで圧迫が改善された。

あと、座骨に起始部のあるハムストリング、

恥骨から坐骨にかけて起始部のある内転筋も縮んでいるので、

それらを調整をして終わりにする。

ベッドから降りていただいて左股関節の改善度を確認してもらう。

立位で左膝を上げてみると抵抗感がない。

「あらっ、痛くない。よく上がる」と嬉しそうな笑顔である。


私は股関節痛は股関節自体を矯正しない。

股関節が圧迫を受けたり、張っている原因を、色んな角度から取り除くだけである。

この方法は股関節を直に矯正するよりも、ずっと効果が大きく、すぐに悪い方向に戻らない。

これは股関節痛に対しての、最も根本的な治療法の一つであると私は自負しています。












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